6月30日
夏越の祓
年の前半の穢れ(けがれ)を祓い、後半の厄除けや健康を祈願します。「大祓(おおはらい)」とも呼びます。
アインシュタイン記念日
1905年のこの日、アインシュタインが相対性理論に関する最初の論文「運動物体の電気力学について」をドイツの物理雑誌『アナーレン・デル・フィジーク』に提出した。
1934年 長いナイフの夜 レーム事件。ヒトラーがナチス突撃隊隊長レームら反ヒトラー分子をドイツ各地で一斉に処刑・暗殺。
1936年 マーガレット・ミッチェルの小説『風と共に去りぬ』が発刊。
今日も素敵な一日になります様に?
きょうの歴史都市伝説
イルミナティ
彼は、1777 年にみずからフリーメーソンに加入し、イルミナティをフリーメーソンの組織と運営を模して再編しました。
ヴァイスハウプトと共にイルミナティの再編に参加したのが、フォン・クニッゲ男爵とヨハン・クリストフ・ボーデで、ともに 1764 年にフォン・フントが創設した 「厳しい戒律の儀礼」 に属するフリーメーソンでありました。
当時、ユダヤ人はキリスト教徒から迫害を受け、どこにいっても市民権を与えられなかったので、ユダヤ人であるヴァイスハウプトは、社会的な平等主義の徹底と会員の徳性の高揚によって社会改革を目指しました。また、イルミナティは古代の密儀を模範としており、古代や怪しげな雰囲気の好きなヨーロッパの人達の共感を呼び、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテや、ヨハン・ゴットフリート・ヘルダーなど多くの著名な文学者・知識人の関心を引き付けました。
ウイーンのフリーメーソン運動の指導者で、モーツアルトの「魔笛」にも影響のあった鉱物学者イグナーツ・ボルンもヴァイスハウプトのイルミナティの流れを汲んでいると言われています。
「新世界秩序」 というタイトルの本を出版し、
1、すべての既成政府の廃絶とイルミナティの統括する世界単一政府の樹立。
2、私有財産と遺産相続の撤廃。
3、愛国心と民族意識の根絶。
4、家族制度と結婚制度の撤廃と、子供のコミューン教育の実現。
5、すべての宗教の撤廃。
という行動綱領を示しました。
これに反応し、イルミナティの急進主義に不安をもったキリスト教会は、バイエルン選帝侯を動かして、1784 年にイルミナティ活動の禁止令を出すことに成功し、会員の多くは投獄され、ヴァイスハウプトは国外へ脱出し、一時は 2000 名を誇った結社も消滅してしまいました。
フリーメーソンが国際的陰謀の黒幕であるという通俗的な誤解は、1797 年にバリュエル神父が、 「ジャコビニムスの歴史の覚書」 を出版し、フランス革命とフリーメーソン、イルミナティを結びつけたことに始まります。
トルストイの 「戦争と平和」 に於いても、イルミナティの立場に近いことを理由に、主人公ピエールの思想が危険とみなされている場面があり、19 世紀初頭では既にフリーメーソンやイルミナティは危険思想として定着されていた事がわかります。
イルミナティが、フリーメーソン史において、特異なポジションを占めているのは、その目的と理想をはっきりと表明し、社会的にも影響力を及ぼした唯一のフリーメーソン組織であるからであります。
フリーメーソンは、もともと明確な思想体系を持っていたものではなく、従来の宗教に偏重した思考から、人間の理性や科学技術的思想に移り変わる時代に、上流階級の人々がロッジに集まり議論をしていたというもので、極めてサロン的な交流の場であったものであり、ロッジに集まる人々によって、そのロッジの思想と性格が決定されているのが一般的でありました。 そういう意味では、イルミナティは特異な存在であり、フリーメーソン組織の中で活動していたため、外部の人からはイルミナティの活動=フリーメーソンの活動とみなされ、フリーメーソンが国際陰謀事件の黒幕としてみられてしまうようになったのだと思われます。
よく陰謀論には、フリーメーソン、イルミナティ、ユダヤがセットになっていますが、キリスト教徒から迫害を受け続けるユダヤ人が、自由と安心して暮らせるための権利を求めて、啓蒙思想を促し、現状の世界壊してしまいたいと思っても何ら不思議ではありません。イルミナティに属するユダヤ人たちが主導し、フランス革命やロシア革命を起こしていったのは現実であると思いますが、フリーメーソンの中に入りこんだイルミナティの問題であり、フリーメーソン組織そのものが企てたものでないことは混同しないように理解しなければなりません。
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緑茶が“性欲”を高めてくれる!?
セックスに必要なのはリラックス
生葉の加工を最小限にとどめてつくる緑茶は、自然界に近い味わいをもち、数々の薬効成分が含まれていることから、健康にもいいということは世界が認めるところ。けれど、アメリカ人はさらに緑茶に思いがけない効果を期待しているようです。
たとえば、「L-テアニン」。お茶の旨味成分に寄与するアミノ酸であるL-テアニンには、交感神経抑制を介したリラックス効果が報告されていますが、平野久美子さん著『ラブティー 恋に効くお茶』(新潮社)によると、緑茶を飲むことで心身がリラックスするだけでなく、勃起力が回復したり、リビドーが増幅したといった報告もあるんだそう。
L-テアニンが行き渡り脳内化学物質を増やし、ドーパミン濃度が上がればそのぶん、性衝動も高まるという解釈をするアメリカの科学財団もあるという話。血糖値の抑制や抗ウイルスとしての効果を期待するだけでなく、緑茶のもつパワーをもっと広義に解釈し、人間の本能(つまりはリビドー)を動かすエネルギー源としてとらえるとは……うーん、日本人には想像もつかない。
たとえそれが都市伝説のようなものだったとしても、緑茶の効能に男女の根源的な欲望を期待し、QOLを高めようというアメリカ人の価値観が伝わってきますよね。
究極の性器が脳だとすれば、セックスにリラックスは絶対条件。そこに緑茶が寄与し、緑茶をセックスのトリガーとして活用している人たちがいる。どうです? 親密な夜の始まりに、まずは熱い緑茶を一杯。それから体を重ねてみては?